20180824

最近おもっていること 20180824



たまには自分のアート周りのことでも。

軸をステンシルに移してからジャスト5年。
紙にスケッチして、
図形をデザインする←この途中で作業がPCに切り替わる
版下を作って型を彫る←手作業に戻る
布に筆で色を挿す

この繰り返し
シンプルだけど飽きない、というより
ますますステンシルの魅力にやられてます。

シルクスクリーンプリントで作られたものと比較したりして
葛藤していた時期もあったけど、それもクリアして、
それとは別物だし、自分は自分という「気持ちの座布団」 笑 
みたいなものが出来上がったように感じる。 

ちなみにPCの作業も自分の場合
図形のデザインといういみではトラックパッドで完全に手作業です。笑

イベント告知のフライヤーを主に印刷物の仕事もぼちぼち頂くことがある。
自分がフライヤーをデザインしたイベントに出店すると
中には、そのフライヤーが与える印象をきっかけに足を運んでくれた人がいることがわかる。
これはグラフィックデザイナー、グラフィックアーティストとして
活動を続けてきてよかったなとおもえる一番大きいことかも。
活動内容としてもう少し細かく言うと
やっていて楽しかったのは
フライヤーのイラストに使ったアートワークをそのまま
Tシャツやトートバッグといったかたちで
イベントのオリジナルグッズを製作する、というフォーマット。

型は使っているとはいえ、
ハンドペイントのオリジナルグッズが有るイベントって
なんか豊かな気持ちになれていいな、なんて思うのは自分のわがままか?
わがままってものも、需要と供給のバランスがとれれば、ラブになる
そんなことを感じることができたこの一年ともいえる。
濃ゆい人が集まる場所だったらそのぐらいした方がいいのでは? 
もう2018年なんだし、という提案。
個人のバースデイパーティーなんかも対応できます。

で、、、グラフィック以外で
自分としてはアートワークという響きより作品といった方がしっくりくるのが車

実際は改装の作業をしてる時間より、
頭の中でイメージしたりシュミレーションしてる時間の方が長い。
これらは、妄想ともいえるのだけど妄想もエネルギーをかなり消費します。

大雑把にいえば、キャンパー作りともいえるのだけど
モノづくりのなかでも、なかなかきりのない世界で
完成とはいえないけど、まぁ、ひと段落つけた今いえることは
「ちょっとしたお店を一軒つくるぐらいのエネルギー」が必要でした。

もちろん車の改装がはじめてだった、ということも大きいけど
車の中でお茶をする
ステンシルで作品を作る
PCワーク
玄米をたく
味噌汁を作る
寝る、をできるようにする家具的なもののレイアウトに加えて
天気や気温の変化に対応しつつ虫から身を守る

これだけのことなんだけど、
実際にやってみると、極狭空間だということが最大のネックになります。

チェンマイで借りたアパートの使い方も
小さな空間をいかに有効活用するかがおおきなテーマとしてあったけど、
まさにその続編といえる。
あと2ヶ月ほどでチェンマイのアパートを引き払ってから2年が経とうとしているけど
だいたい、想定どうりのペースでことは進んでいるといって良い、と思えます。

なるべく少ない持ち物で生活したい、という思いは
今も続いているので、自分にはぴったりです。

それにしても庶民にとっては過酷な社会だな、今の日本。
もう庶民やめようと思うに至ります。
世の中の大部分が近代以降の古い価値観から脱却できずにバブルまたは停滞または下降、挙句に崩壊。
その枠組みの中で過ごせる人とそうでない人がいることも自分の周りを見渡すだけでも明確。
実際、世相とは裏腹に充実した生活を送っている人たちがいるのも事実。
個人個人が何かを感じて動いた結果が現実の社会、ということであるのなら
自分が自分のなりたいようになるしか道はないのだけど。。。
まぁ、これもさんざん言われてることだね。 笑