20120113

Landscapeシリーズのヴァージョン

制作当初のLandscapeシリーズは3~4色で染めていた
これは、
隣り合わせになった色は薄い色に他の色を足して次の色をつくったり
重ねて作れない色の時は
1回脱ロウしてから新たにロウで描いてから色を挿したりしている。

今回は、多色でもよりシンプルにつくれるヴァージョンです。
白(布の色)で囲まれた、ひとつのブロックに対して1色のLandscape柄です。

こんなかんじに仕上がりました。

さて、今回はぼろぼろのクッションカバーの張り替えです。


20120112

Landscape 1st season (2005)

Landscapeというシリーズです。
ろうけつ染め( Batikです )。

最初に描き始めたのは2004年。
ちょうどマヤ暦の2012年の話しとかフォトンベルトが、、、とか
いろんな終末思想的な話題をよく耳にするようになった頃で
普通に目のまえにある失いたくないコト・モノを書き連ねて
風景のような柄を作ってみたい、
というところから描き始めました。

当初、実際に染める染めないは、あまり考えずに描いていました。

流れ的に染めることになったころには
自分がろうけつ染めで
どこまでできるのか、試してみたい。
という気持ちもおおきかったです。



#1 : 最初に描いた1枚。(画像はそれを染めたもの)























#2 : #1を柄として展開するため周りに書き足したりしているうちに
こんなかんじに。



#3-1 : 横長に描きたして、、、


#3-2 : ぶらさげることもできるオブジェとして。



#3-1と同じ柄で染めた布を半立体化、綿入りです。


#4 : #3を上下にループできるように柄をつなげた、この布の長さは3100mm。



ここまで制作して、ひと区切りということで
このシリーズはそのままになっていました。
2011年の1月、
2012年に向けてもう一度これらの続きを制作したくなり
どのようにしようかかんがえはじめてまもなく311がきた。

20120110

FullOrder #001

お客様のご希望を聞いて
グラフィックデザインをおこすところから制作をはじめる
フルオーダーのライトボックスのサンプルです。

『波・太陽・虹・スマイルをモチーフに
"Enjoy Life"というテキストを入れてください』という
波乗りが趣味の方からのオーダー。
フレームは、発注者と筆者の共通の友人が制作。
布が見えている部分のサイズが350 X 210 mm。
結婚祝いのためのオーダー。
新郎はサーファーで新婦はタヒチアンダンサーなので
そんなイメージで。
もちろん二人の名前も入れてくださいとのことでした。

ライトを付けるとこんなかんじ。
布が見えている部分のサイズが360 X 240 mm。




サイズも比較的小振りなので、
棚においたり、部屋の隅になにげにおいても
壁にかけるなど、設置方法もいろいろ
自由度高めです。

それぞれ、
最初の打ち合わせでリクエスト聞いてから
手描きのイラストにPCで着色した下絵をもとに
つめていって、OKが出てから
染めの作業に入ります。

これらの場合は、こんな下絵をもとに制作したLightBoxたちです。

About "Light Box"

Light Boxは、箱形のランプで
ランプシェードにオリジナルの染めものを使用しています。

HOTWAX時代は中の光源まで設置していました。
発注元により、
白熱球がいいとか、ローソクがいいとかイロイロなので
最近は受注の段階で光源をどのようにして
納品するか決めることにしました。

画像は発表当時のものも含まれるため
当時の使用のものも含みます。







Light Box : Haile Selassie I (ハイレ・セラシエ1世)


Haile Selassie I (ハイレ・セラシエ1世)をモチーフにしています。
ちなみにSelassie I の顔の部分はミイダ氏が描いたものを
サンプリングさせてもらってます、もちろん許可を得て。

明るい場所で、中身のライトはオフの状態



     
   明るい場所で中身のライトはオンの状態

     
      暗い場所で、中身のライトはオンの状態



























Size H330xW290xD105 
ただしフレームの材料や構造によって変更可


王冠の中は"King of kings Lord of Lords"となっています。

このページの作品は、
フレームにUsedの足場板、
光源は5wの電球を使用しています。


フンドシ 試作_001

はじめてフンドシを使い始めたのが2011年12月中盤、
まだまだ初心者ということもあり興味は尽きないところです。

今回は家にある素材、なかでも古着をつかってリメイクにトライ。
せっかくなら、ヘンプコットンで ! !
ということで、
某ドメスティックブランドのスウェットパンツと
日本のヘンプウェア・ブランドでも老舗のEnishiのカットソーで作ってみることに。

多分16年くらいはき込んでいるので
自分としても卒業してもいいかな?と思うようになった
まだ使えるスウェットパンツ。
生地自体は、自分が所有する衣類のなかで
冬物コットンの部では一番なお気に入りなので作業も楽しい。
はさみを入れて生地をとる作業は、軽く神聖な気持ちになりました。



引き続き、カットソーにもはさみを。
こちらも、フンドシに使って残る部分も生かしやすい方向で。


 一般的に出回っているフンドシとしては
ありえないヘビーウェイトな本体に対して
試作 = 実験ということで、ひもを通すタイプに。



結果、改良点も見つかったけど
ヘビーウェイトのフンドシもなかなか落ち着いてよいです。


かぜになびく

幼稚園児や小学生だったころ
何度となく旗を作った記憶がある。
運動会などの応援用だったのかな、、、


高速道路を走っていて
休憩しようとSAに入ってクルマから降りると
けっこうな風が吹いていた、2012年1月3日。

前年の夏に作った旗を積んでいたので
立ててみたくなった。




かぜになびく布。
布での表現方法という意味ではかなりシンプル。



ポールが縦の旗は風がないと
ただの、だらしのない布でしかないのかも、、、

風さえ吹けば、その勇ましさはなかなかである。

画像ではデザインがわかりずらいので
元となったデザインもUPしておきます。


311後にデザインしたもののひとつです。
風が強い地域にお住まいの方
自分の旗を所有して
休日には玄関脇や庭に立てるなんてのも
休日の楽しみ方としてありなのでは?

20120102

座布団カバー [ あるいみ、どこでもドア ]

最近、比較的作る機会が多かった
座布団カバー
クッションカバーとしても使えます。
(綿の量によっていれ口に「留め」をつけたほうがベター)


自分も座布団カバーを買ったことはなかったけど、
つくってみて
使うようになってから
気に入りました。


フローリングにローテーブルの組み合わせでも
たまには椅子をはずして座布団なんてのも新鮮。
人が集まって椅子が足りないときもつかえます。


たたみにゴロンとする時は、
枕代わりにあたまをのせたりとか、、、
これは、ふつうですね。


さて、画像の座布団


しかくにおさまってない!?
縫製に問題あるんじゃないの?

ひっくり返すと座布団の入れ口
クッションなど綿の量が多いと、
このラインが歪みすぎるので
その際は工夫します。

出てきたものは、いかにもアウトドアな色使い

さて、中身は

ねぶくろでした。

バッグパックで旅をしている人は
付属のカバーでコンパクトにして
旅を続けるのがいいとおもうけど、、、

人が集まる場所へ遊びにいくときなんかも
けっこう重宝します、
ダウンの座り心地、独特の感触です。
ねぶくろ屋さんに怒られちゃうかな?
普段使わないときも
この座布団カバーにいれて
クルマに積んでおくのもGoo o d!!
クッションとしても使えて
眠くなったら寝袋にイン! !