20170824

想定外のミラクル

EVHA ORGANIC CAMP KAWANE 2017
なんて長いタイトルなんだ。
EVHA オーガニック キャンプ川根 2017
日本語を使っても変わらない。
以下、EVHAでよろしくお願いします。

そもそもEVHAってなあに?というはなしでもあるのだけど。。。

そんなキャンプインのパーティーが幕を閉じて4日経過。
あえてパーティーといいたい、個人的に。笑
フェス的なイベントが一番多い時期とおもわれることもあって
ネット上では、いろんなイベントに参加した人たちが
「最高でした〜」なんてコメントを撒き散らしている。

EVHAももちろん最高でした。
もちろんいろんなことが重なって最高と言っているわけだけど
当初、自分は見過ごしていた、
想定外のミラクルと思えたことを記しておきたいと思う。

EVHAのステージは、スタッフによって地元である川根の木で創られました。
基礎になる部分から床板、柱、天井、壁、すべて川根の木。
伐採も製材もすべてスタッフの手によるモノ。
スタッフがイベントのために自由に使える製材機が存在していること自体
あまり聞かない話とも言える。
さらに、スタッフが集めた植物でデコレーション。
できあがったステージを見て、たしかにすごいなと思った。

自分は出店もしていたのでライブの最中もときおり接客したり、
と時間が流れていくなか
2日目の夕方まえ、PAPA U-Geeのライブがはじまった。
たしかに、U-Geeのライブをみるのは久しぶりだったけど
一曲目の途中で、いままで見てきたU-Geeと何かが違うとかんじた。
一曲目の途中で、すでに目頭が熱くなってしまいました、はい。

とてもリラックスしてメッセージを投げかけているように見えた。
当日セッションすることとなったバックのミュージシャンも
絶妙のバランスで音を紡いでいく。
PAのバランスもここしかないんじゃないか?と思わせるほど。。。
ライブが終わって、これはミラクルだ。とおもいました。



EVHAが終わって4日が経過した
いま思うことは、

あのライブは、土地の持つ波動
ステージの材料となった川根の木、デコレーションされた植物の波動
ステージに立つ音楽家、エンジニアの波動が共鳴していた、ということ。
もちろん、そこにはEVHAをクリエイトしている
スタッフの波動があってのこと。。。

波動波動うるさいけど 笑
それがEVHAともいえるので。。。
ほかの出演者のライブもすごくよかったんだけど
なぜ、U-Geeが特別だったか?ということは
彼のライフスタイルが大きく影響していると思う。

より植物と共鳴しやすい人間になっているから。
まぁ、これは自分の仮説といったほうがいいのかもしれないけど
そのぐらい、人間の体と植物の関係は単純でわかりやすいと思ってます。

想定外のミラクルだと思っていたことも
よくよくおもえば、ちゃんとわけがあるということでもある。
という話でした。

最後に、余談となりますが
この日、8月20日は
自分がろうけつ染を始めたインドネシアから帰国した日から
まるまる20周年という記念すべき日でありました、自分にとってね。
最高のプレゼントをいただいた気持ちになりました。
ありがとうございました。

宇宙に感謝します。

20170816

川根でお待ちしております。

どこにアトリエをかまえるか、ということは、
帰国してからずっとメインのテーマとしてあるわけで。
7月の旅が終わった時点でも、1、2年はかかりそうだな、なんて思っていた。

どうしても再会したかった友達がいて
会うまでは何も決めずにいようと思っていた。
数日前、実際に再会したのだけど
その時には、アトリエとなる場所をどのエリアで探すか
そして、そのアトリエをどのように運営していくのかまで
具体性に欠ける部分はもちろんたくさんあるのだけど
前回の投稿をUPした10日前の自分がびっくりするほど
気持ちが固まっていた、なんでだろう?

話は変わって
今日の夕方には、週末のキャンプイベントに向けて現地に向かう予定。
現地まではそれなりに距離もあるので、
今までのミーティングには出席していないのだけど、前乗り大好き。笑
シャンバラまつりで学んだ一番大きなことは
スタッフとして関わることの楽しさであって
それは前乗りをも意味している。

7月の風のまつりも、前夜祭の4日まえに到着。
初日は6人から始まりました。
朝、寝袋の中でまどろんでいるときも、
昼間、まつりの準備をしているときも
いろんな鳥が、虫の鳴き声をバックグラウンドに鳴いているのが
なんとも、のどかで最高な気分にしてくれる。

なかでもカッコウは格別な存在。
程よくこもった(?)声の質といい、繰り返しの間といい
おもわず脱力。

日に日にスタッフが増えていくのと反比例して
鳥の鳴き声は減っていったようにおもう。
野生の鳥たちも一時的に避難してるのかな?

これだから、前乗りはやめられない、と思った理由の一つです。
カッコウの鳴き声が聞こえるところに住みたいな。。。

まぁ、いろいろあるわけですが
何はさておき
今週末は、川根でお待ちしております。



















20170805

そして妄想ははじまった ~ 鹿児島・山口・大阪 の旅 ~

約2週間の旅。
今回はPCを持たずに出たのでまあまあ軽量。
と思いきや、スマホを忘れ軽量すぎ。笑

セントレアから17年ぶりの鹿児島へ。
来年の開店にむけて自宅を改装中の友達の家でなんとな〜く手伝いながら5泊。
再会した友達が相変わらずなのが、なによりうれしい。笑
夜は毎日温泉へ、それだけでも満たされる。
牧場のようなキャンプ場のような広くて植物がいっぱいの敷地
どんな店になるかたのしみ〜

スマホを郵送で受け取るも
電波弱くて使い物にならない。
福岡までは高速バスで移動。

福岡到着後そのまま、
まつりスタッフのマッコイさんにピックアップしてもらい
山口県はらかん高原の風のまつりの会場へ。
高速道路を走る車から眺める山並みに少し興奮気味。笑

こちらも、電波は入らず、
鹿児島から合計13日間の電話、インターネットをつかわない生活。
利便性を享受していることは認めたうえで
それらがない、目の前にある関係性だけで成立する時間は
シンプルでよいなあ、と改めておもう。

まつりでのミッションは看板描き。
過去のベニアの看板を白で塗りつぶしてから
ステージのタイムテーブル、ワークショップの告知などを描いた。
久しぶりの筆での作業は、かなりたのしい。
出店も、道売りスタイルでエンジョイ。
まつりのゆるさ加減がたまりません。笑
とくに、キッチンスタッフのなんとも言えないグルーヴが魅惑的でした。
入場者数的に運営は楽ではなさそうだけど続いてほしいです。

予定より1日早く下山、
帰路が同じ方向のスタッフの車に乗せてもらい
広島県は福山市で降ろしてもらう。
駅前のビジネスホテルで一泊、
大浴場もあって、朝食ビュッフェも大満足。

またまた高速バスで大阪へ 。。。
新世界にあるゲストハウス、THE PAXで一泊。
トランジット的な滞在者の自分にとっては
ゲストハウスとしての機能、料金、ロケーションと大満足。
大阪の下町、アジア感が半端なかった。笑
THE PAX おすすめです。

そこから、大阪の郊外にあるベンガラ染の染料屋さんへ。
もともとは、寺社や家屋の塗装に使っていた顔料 (土から取れる砂鉄)を
塗装屋さんが染色に応用したというストーリーが興味深い。
とても雰囲気のいい会社で、顔料を使うのが楽しみです。

大阪からもやっぱり高速バスで静岡へ
寝ている間に到着。

日常生活のなかで物理的に肉体の移動がなくても
旅を感じられることはいろいろあるけど
肉体の移動を伴う旅はやっぱりいいね。

結論としては、もっと九州を旅したくなりました。笑
各地でお世話になったみんなに感謝するとともに
来年にむけて、妄想のはじまりはじまり〜