20160109

固体化してます

年が明けてからすっかり冬らしくなりました
といっても涼しいのは、相変わらずの朝晩のみ
ココナッツオイルが昨日から固体化してます
そのぐらいの涼しさ

一年で一番よく眠れる季節かも
睡眠時間の長さはそれほど変わってないのだけど
よく寝た、という感覚がいつになく増えてます
生活の時間がずれ気味なこともあるけど
友達が家まで来てくれて外で呼んでるのに起きない、とか、、、連発中

12月中盤からやっていることといえば
ステンシルを生地の上に展開しやすいように版を組むこと
いままであまりしたことがなかった作業で
やってみると、思ったより時間がかかることがわかります
すこし慣れてきたけど

これから自分が創作活動を続ける上で
いかに、この作業が重要かを知る新年幕開け
今までは動かしやすい小さめの版をいろいろと作ることが多かった

それらを素材の一部として柄を再構築しようと思っている
版を組み替えたり、版の強度を考えて図柄に修正を入れる場合もあるので
全体的なアップデートともいえる

年明け一発目は、去年作ったバイマックルー(コブミカンの葉っぱ)柄を
ボーダーをの上に展開中
シンプルに、単色ボーダーに柄をのせて1日で終わらせる予定だったのだけど
出店を予定していた、今週末のマーケットが開催されないこととなり、気がゆるんだのかな?
4色のマルチボーダーで、そこにシナカルもミックス中

予想以上に時間がかかるので、普段できないです
自分では、なんでそんなに時間がかかるのかわからないのだけど
テスト的な気持ちがおおきい状態ともいえる
時間が読めない作業、日本にいた頃にはできてた
家賃と食費を考えないで生活させてもらえる時間があった
いまからおもうと、そこに感謝の気持ちが足りなかったと思う
今回も最後までたどり着けるかな?とおもってやっているけど
未完成の作品もタイの人たち、普通に欲しがるから面白い

個人的なイメージではチェンマイは現代音楽がわりとはまる街だな、という印象がある
単純にいままで出会った中で気に入っているローカルのミュージシャンが
そういうシーンを何度も見せてくれているからにすぎないのかも、だけど
自分の感覚と共鳴したことも確かなわけでそれはそれで大事な事実

現代アートを見る目で、自分の作品をみているとしたら、、、面白い
もっといろんなアプローチを試してもいいかな

即興性が高くて短時間で作れるもの
普段、なにかと自分用につくるものってそんなかんじ
現在、商品として作っているものには足りない要素がそこにはある
20年前、ろうけつ染を始めたときは、下書きを布にフリーハンドで描いていた

オーダーを受けて仕上がりイメージを見せて確認後制作
ということをメインにしてから
なるべくイメージに近いものを仕上げるために
実寸の下書きをトレースするようになって15年
仕事だけでなく、自由課題からも即興性は消えている

いつか即興性を欲するときがくるのかな?なんて思ったのが10年前
いま、そういうタイミングかも
ステンシルの場合、本人以外
何が即興かわかりにくいかと思うけど

2日ほど前、イタリア人の知人がスタジオを訪れ
いろいろ家の中にあるものを見せた中で
鉛筆と水彩絵具のラフスケッチを見てこれがいい、という
そのときは、いいたいことはわかるけど、、、と流した w(失礼)
よくよく噛み砕くと、そういうことがいいたかったのかな?と、、、