20160530

スープを抱き込むかんじ







































微妙に疲れがたまっていたのか夕方から爆睡、起きたら21:00
寝ぼけた頭をコーヒーで覚まし、お腹がすいたな、と、、、

パスタでもつくろうかと、乾物入れをみるとストックが一人前には足りない
米も1合もない、、、外食でもいいか、、、何にしようかな、と思っているうちに雨
自動的に唯一、家にあった主食的な食料、クイチャップに決定

クイチャップは、タイでは主流の米麺の仲間
米麺の中では、マイナーな存在な気がします
未だに冷蔵庫がない自宅ではもちろん乾麺
乾麺じゃないクイチャップが存在するかは不明 w

茹で上がった見た目は、サイズ的にはペンネ、形はマカロニに見えます
実際にはクルクルと巻かれています
広げると5cm四方くらいのシート状
茹でる前は、こんなかんじでプラスチックみたい





































クルクルしてるので、とろみがないスープでも
スープが絡む、というかスープを抱き込む、といったほうが正確かと、、、
もっとも、箸がない自宅ではレンゲでスープと一緒にすくってたべます
歯ごたえも、他の米麺に比べるとコシがあって日本人好みかと。

今日は、味噌汁にそのまま乾麺を投入
若干、汁にとろみがつくけど
こなっぽい味が出るほどではないので問題ないです
タマリンドも投入して、酸味もプラス
味噌汁にタマリンド、結構いけます
日本でも夏場にいいかと、、、
ここに、こぶミカンの葉っぱとかレモングラスをいれると
かなりタイ風になるかと思われますが、、、
なくてもおいしいです。

出来上がりの画像は、うまく撮れなかったので
外で食べるとこんなかんじ、というリンクを貼っておきます
内臓系の具がメジャーなようですが
自分が食べたことがあるお店は鳥の団子入りでした。















20160528

はみ出す想ひ ?

 


























































5月も終わろうとしている。
月末のここらあたりは、PCでの音楽活動をするように心がけています
自分の内面のバランスを保つためです
4月は、3月にたくさん活動した罪悪感から無しでした w
なんでもやりすぎは良くないのだけど
日常を離れたシャンバラまつりから日常に戻るために必要なプロセスなのです。
言い訳にしか聞こえないかな? w
ほんとなんだけど、、、これは本人にしかわからないことだしね。

今年のシャンバラまつりの前までは
作業用MIXを作ることが比較的多かったけど
最近は、選んだ曲を波形編集で長くしたり簡易的にDUB化しています

好きな曲を長くしてもっと聞きたい、という
わがままを満たすためです w

昨夜は日本を代表するRiddim & Blues バンド、といっても
おそらくRiddim & Bluesと謳っているバンドは他にないと思うので
世界一かっこいいRiddim & Blues バンド
SoulcrapのAfter Schoolという曲をExtend
ファーストアルバムに収録されています
久しぶりにヘッドフォンで聴きました
あらためて、すごくいい曲だと思いました
なかもと君の唄を堪能できることはもちろんですが
コーラスもいいかんじだし、ギターもやみつきです
4分05秒とSoulcrapの音源のなかでは長い部類にはなりますが
もう少し長くしました
あまりにも素敵な曲なので、聴いたことのない人は探してみてください

編集を終えて、MP3化してiTunesで聴いてみると
部屋のオーディオシステムでは低音がわれてました w
ヘッドフォンで聴いてるぶんには問題ないのですが
たしかにベースはけっこうでてました
しかたなく、iTunesのイコライザを調整

ちなみに普段自分が使っているセッティングは"Silent Poets_2"という名前が付いています
これは、Silent Poetsという日本人の音楽ユニット(といっても今はソロユニット)の
音源で設定したセッティングです
低音も出てるし、ヴォーカルものもあるし、クラッシックの楽器の曲もありで
いろんな音源に対応できることに気づいたからです

こういう細かい話を書くことも珍しいので
ついでと言ってはなんですが、さらに話を飛ばします

現在の自分の屋号"Shigenosuke"にはART FORCEという前振りが付いています
これは、自分はアートの力を信じていままで続けてくることができました
ということでつけたのですが、単純にFORCEという単語を使いたかったというのもあります

なぜ、使いたかったかというとMAJOR FORCE WEST という
これまた好きな日本人による音楽レーベルがかつてイギリスにありました
もともと日本のレーベルMAJOR FORCEの設立メンバーのうち二人が
イギリスに渡って活動していました
細かい話はあんまり出てこないかもだけど、検索してもらうとして、、、

そのうちのひとりTycoon Tosh氏は最近ではGhetto Blasterzとの活動や
ブルーノートでのライブが話題になっていたプラスチックスのメンバーでもあります。
プラスチックスもそうだけど、日本からはみでちゃうかんじがいいな、と
おれも震災をきっかけにタイにいるけど、もっとはみ出したいです w

で、Tycoon Tosh氏、別名 中西 俊夫さんというのですが
そもそも彼のファンになったのはプラスチックスでもメロンでもなく
DOWN 2 EARTH というレーベルにおけるプロデューサーとしてでした。
初期ナチュカラとかバリ島でレコーディングした作品とか、、、

きりがなくなってきたので、こういう話は別の機会に。

ここまでに出たきた日本人アーティスト
日本でもみんながみんな知っている、というわけではないけど
世界中にファンがいる面白いことをやっている人たちばかりです
もっともっと知られたらいいのに、とおもいます

最後に最近の、『ぬの版画』作品の中から
カットソーの画像を数枚UPしておきます。
ここのところ、T-シャツやカットソーをみると、この柄をおきたくなります。
もっとはみ出したい気持ちがはみ出しちゃってるのかな?
アムステルダム〜
アムステルダムでなくてもいいのかもしれないけどね
日本とヨーロッパ、チェンマイからだと移動に費やすエネルギー
それほど変わらないんです

なんでアムステルダムかは、それもまたの機会に
どのように販売するか決めたらまたこのブログでお知らせします。























20160526

おうちでジョーク

タイに来てからおかゆが好きになりました
日本にいたころは、残り物で雑炊みたいなものや
中華なお店で極たまにたべることがあるくらいでした

チェンマイでおかゆというと、
スープにごはんがはいったスープごはんと
米の原型がなくて、見た目はポタージュのタイプ
お米が半分溶けてるものの3タイプがあるようです

自分がはまったのは、ポタージュタイプの
ジョークという名前のおかゆ

最近初めて行ったおかゆ屋さんで
ジョークの粉を見つけたのですかさず購入
粉の見た目は、お米を粉にしただけのように見受けられます

自分は、鍋に水、乾燥キノコ、わかめを入れて火にかけます
塩をひとつまみ入れて沸騰したら
キノコがやわらかくなるころを見計らって
鍋のスープをかき混ぜながジョークの粉を投入
粉がスープを吸って馴染んだな、とおもったらできあがり

おかずを準備して普通に食事として食べることもあれば
おやつにもいい w
朝方冷えた日は重宝します
なんせ、インスタントラーメンと同等の手間で食べられますから

トッピングは、パクチーなどの香りのものや
味噌、ゴマなんかもおいいしいです

ちなみにスーパーやコンビニでは
カップや袋に入ったものも売られていますが
もちろん、調味料ももれなく入っています

画像は、トッピング前の調理済みのジョークとジョークの粉
フードプロセッサがあれば、日本でも自分で粉にして作れそう
フードプロセッサって水分入れないとNGなんだっけ?








20160524

言葉はいきもの?

前回の投稿から約1週間経過
展示会をさせて欲しいところに過去の作品をまとめて
資料として提出しようと始めましたが
いざ始めてみると
展示したいものが、ある程度手元にあるケースとはちがって
実際に展示したいもの示すには具体性が欠ける気がしてきます

今年の秋ぐらいに考えていて
急がなくてもOK、とのことなので
より展示したいものに近いものをつくったり必要な型を起こすなど
実質的な準備に入ったといえる状況です

こういう状況も数年ぶり、あがります

話は変わって、最近あらためて言葉の使われ方が
気になるのですこし書いてみようと思います

自分がろうけつ染(バティック)を始めた'97当時
レコード屋とかセレクトショップにいくと
いろんなパーティーのフライヤーが置かれていていました。
そこに印刷されているクレジットには頻繁に "BATIK"という言葉が使われていました。
実際に会場に行ってみると、
アクリル絵の具で布に直に手描きしているものが
デコレーションに使われていることもあたりまえ。
それを見た、もともとのバティックが、どういうものか知らない人は
布に絵を描いたものをバティックっていうんだな、と解釈します。
あるいは、パーティー会場でデコレーションに使う布を
製作の技法はなんであれ、バティックと認識した人も珍しくないと思います。

そんなパーティーで出会った人の中で
染色技法についてある程度の知識を持った友達は
デコレーションに使う布モノ全般を指して
"ドロップダウン"という言葉を使っていました。
この言葉の使い方自体が和製英語かどうかはともかく
自分からすれば、誤解が少なくていいな、とおもいますが
一般的には通じないのでは?という気がします。

現在、自分が布に柄を施して壁に下げる形の作品を作った時
このブログにもあるようにタペストリーという言葉を使っていますが
タペストリーも本来は"つづれ織"のことで
正確に言えば間違った使い方ですが
一般的にはタペストリーといったほうがわかりやすいのでは?
ということで、そのようにしています。

なんて言えばいいんだろう?壁掛け?

先週のことですが、日本のお客様からどのような技法で作っているのか説明を求められ
早急に資料を作る時間が取れなかったため、ネットで調べてみると
いま自分がやっているステンシルと同じと言える技法を
"型友禅"として紹介しているサイトがいくつかありました。

自分も友禅そのものに詳しくはないのですが、
糸目といわれる細い線を、糊で防染をしてから
色を挿すものが友禅なのかと、思っていました。
最近は、糊を使わずに型の上からダイレクトに色を挿していくものも
型友禅とよぶ時代になったということなのかな?

'00に沖縄でみた紅型の中にもそのようなものはありました。

表現力によって価格に差があることを前提に
技法によってベーシックな値段は決まってくる、
ということを主張する呉服屋さんもいるようですが
そのとおりだとも思います。
実際には、適正価格以上で販売している業者もいるようなので
そのようなことを言わなければならない人が出てくるわけで。

知識や経験があれば、どのような技法でつくられたのか
ものを見て、ある程度の見当はつきますが
一般的なお客さんは、いってみれば染色の素人
どういうプロセスでその布に柄が施されたかは、わからないとおもいます
場合によっては、販売する人でさえわからないこともあるかと。

呉服屋さんの場合は、伝統技術を商品として扱うことも多いだろうから
そこに描かれている内容を考えれば、自分がそこにあてはまるか?といえば
それもまたちがう、という気もしますが、、、

自分の技法をなんと呼ぶか、それだけでも
実際の製作以上に難しい気がします。
次の展示会ではその辺りも考えて整理していきたいと思っています。

候補としては、日本語だと「ぬの版画」、英語だと"STENCIL by Brush"
自分のしていることは版画だと思っています。
版画は英語にすると"print"ではありますが、プリントとはいわれたくないんです。

そういう意味で、きちんとキュレーションできる人がいたらいいのかな?
なんておもってみたり。

ながながと、最後までお付き合いありがとうございました。

20160517

無題

































































5ヶ月と16日ぶりにデスクトップの登板。
約2年8ヶ月の活動をまとめます。
ノートPCでちまちまやるのも、かったるいのでデスクトップで。

次の6月から、布の上での表現活動も20年目に突入ということで
今年の秋ぐらいにエキジビジョンしたいな、というのが自分の希望

できるかぎりのセッティングでしたいので日本の友達にも相談しました。
当初の自分の希望を覆す、20年来の友達の助言を素直に受け入れてみました
20年前は、天邪鬼な自分の性格も災いして
その友達の言っていることを素直に受け入れられなかったな w

本人に確認してないけど、自分より多くの夢を実現していると思う
そんな友達の助言を受け入れるのもまた一興

資料を提出して、そのまま通るかはわからないけど
いずれ、どこかで開催することが決まった暁には当ブログで報告します。

それにしても、自分は先輩や友達に恵まれていると思います
自分に会ったことがある人はわかると思うけど
基本マイペースでないといられないんで w

もちろん、ず〜っと先へ行ってしまっている友達もいれば
たまにあえば、お互いに言いたいこと言いあえる友達
いつも気にかけてくれて、一緒に仕事させてくれたりした先輩
英語でしか歌わないバンドでは東京No.1と言われている仲間などなど
そんな恵まれた環境でやってた頃が今は懐かしいです

タイに来てからも、もちろんマイペースだし
関係が途絶えてしまったわけでもないけど
やっぱり、長い付き合いの友達から遠いところに身を置いて
なにをどう形にしていくか、ということは
今までにない経験だったと思います。

ほんとに、自慢したい友達、先輩がいっぱいいます。
そんな周りのみんなにも楽しんでもらえる展示ができたらいいな、と思ってます。

もちろん、まだ自分の存在を知らない多くの人にもみてもらって
 自分の表現をとおして、感じてもらうことも大きな目標であります。

それでは、作業に入ります。