20160811

ポストカードについて と ラフスケッチ

二つ前の投稿でポストカードのサムネイルを見れるページを作りました。
いざ作り始めると欲が出るといったらいいのか、
もっと増やしたくなってきます。w

身の回りでも、絵を描いたり
個人でビジュアルを製作している人たちを見回せば
王道と思えるプロダクツの展開とも言えるわけですが
自分がいままで彫ってきた型のデータベース
または、それらを使った組み合わせのサンプルともいえることが
もっと種類を増やしたい理由と言える。

ほとんどの場合、型を彫って、布に色を置く前に
紙に色を置いてスキャンしてサンプリングしています。
90%はサンプリングができていると思っていたけど
できていないものも意外とあることが改めてわかりました。
おなじデザインでも、拡大・縮小したものとか
気持ちが先走りしていたのか、いきなり布に柄を置いて紙にすることを飛ばしていたり。
そのサンプリングしたデータをPCで編集して
印刷屋さんにお願いする版下を作っています。
ポストカードを作るとなると、サンプリングしたものの色違いが欲しくなったりもして
改めて紙でサンプリングしたりしていると意外と時間は過ぎていくものです。

自分にとってのコンピュータの作業は
やろうと思えば手作業でもできることがほとんどです。
たしかに手作業でするより短時間で作業は進むけど
その短くなった時間の中で脳の働きの密度は高くなるわけで
手作業をしている時とは疲れ方の質が違います。
ほどほどに期間をあけて進めたほうがいいとは思いつつ
これはこれである種の中毒性があるともいえるのでなかなか難しいところです。

最後に、、、
版下データを作るにあたって、これらのサンプルを使うということも
いままで選択肢に入れていなかったのですが
先日の資料づくりのさいのシュミレーションからの流れによって現在に至ります。
資料づくりの機会を与えてくれたN氏に感謝します。


画像は進行中のバンダナのためのラフスケッチです。
クライアント、というわけではないけどオーダー以外では久しぶりに相手がいるシチュエーションでの製作。
これはこれで新鮮です。