20160706

DIYずきが思うイノチ

毎月、月末は音楽活動するはずなんだけど結局、6月はしなかった。
あいかわらず、夜から朝にかけても作業をする生活のリズム。
YOU TUBEで三宅洋平のスピーチを流しっぱなししてた時間も多いせいか
iTunesを立ち上げないことも、いつになくあったし
編集したい音源も、特に見当たらなかった。

その代わりにといってはなんだけどタンクトップを作った。
インナー用。
もちろんアウターとしても着れるけど。。。
改めて、ヘンプ100%でつくろうと w


タンクトップは、日本いた頃も布帛で作っていたけど
素人でもかたちになります。w
縫製する時間をどうとらえるかによるけど
自分で縫えば、材料費は生地と糸だけだから
ヘンプコットンのタンクトップを一枚買う出費で
ヘンプ100%のものが何枚かつくれるんじゃないかな?
三宅洋平は、ヘンプの服を売るのが大変と言っていたね。
残念ながら、高樹沙耶はかすんでしまっている。

今回使っている生地は、手紡ぎ手織りのヘンプ。
お店のおばさんの話では、
チェンマイで育てたヘンプでチェンマイで織られた生地とのこと。
本当なら、かなり嬉しい情報。
生地幅が30cmくらいのものが売られているのは知っていたけど
今回見つけたのは、生地幅が60cm。
タンクトップを作るのにちょうどよい幅。

いまのところ2枚作ってみた。
1枚目の反省をもとに2枚目は、
頭と腕を出す穴にRをつけるためにカットする部分以外は
10 x10cm程度の端切れが2枚出るだけの裁断でできるようになった。

2枚のタンクトップを作ってみて
あらためて、思うことが二つあった。

ひとつは、どのような型をどういうレイアウトで裁断するか。
今となっては、古典と言える世界の民族衣装は
生地を織った形に近いカタチで縫い上げることでできているものも多い。
チェンマイで良く見る昔からあるカタチの服もそう。
もともとある生地幅が30cmくらいのもので作ることができる。
これ大事だなと。
幅が60cmのヘンプが商品化されているの
時代のニーズに合わせて開発というか、そういう織機を用意したのかもね。

もうひとつは、手紡ぎ手織りの布は手縫いがよく似合う。
実際、手にとって自分で縫っていると
この布はイノチそのものなんだな、と感じる。
今回の布も、ロールではなく一枚が約7mで売られているけど
一枚一枚、色も違えば、糸の太さも違って
同じ商品として扱われることが不思議なくらい個性がある。
今回のタンクトップ、外注で商品化してみたいとおもった。
一枚目を作ったときは、ミシンで縫ってもらえばいいと考えていたけど
2枚目を作り終えた今は、これは手縫いじゃなければ意味がないのでは?と思っている。
手紡ぎ手織りの布をミシンで縫っていることを否定するつもりはありません。
ザ・多様性。

タンクトップひとつとってもDIYすることで
これからの社会を考えるうえで考慮すべきポイントといえることが見えて来る。
これって、自分たちの生活に必要なもの全てにいえることかも。
その選択の一つ一つで、個性
つまり自分というものは成り立っているのかな?とおもうふ、7月6日水曜日。