20150706

次は、いよいよ染めの作業

つづきです

進行中のバティック、2枚目のろうで描く作業も無事完了
起床から作業完了までは、ほぼ昨日と同じ

こうやって日々進行具合を記録していくと
いかに手間がかかるものか、わかりやすい
ひとつひとつの作業内容はシンプルなんだけど

同じ人が制作するのであれば
ペインティング作品の3〜4倍の手間がかかっているわけで
売値もそれに比例していいと思うが
世間はなぜかそれを許さない、というか
受け入れる土壌がないという印象、少なくとも日本には

それが、自分がろうけつを生業とすることにためらいを感じる最大の理由である

それで、'09ぐらいから活動の拠点を海外に移したい、ということを考え始めました
自分がバティックを始めたころトラディショナルでないバティックの
経済的な評価が高いところはアメリカだった、今もそうなのかな?
'05くらいから、いわゆる陰謀論というものを読みあさっていたので
当然アメリカはいく気無し
英語に関しては、読み書きはつたないながらも何とかなると思うけど
なんせヒアリングが苦手なためヨーロッパも気乗りせず
アジアは、おもしろい動きがあるのは知っていても
いかに、日本以外のアジアで作られたバティックと差別化をはかるか
ということを常に考えている自分にとって
あまり目を向けたいと思える地ではなかった

結局、震災をきっかけにアジアもアリ、ということにして
完全な自力ではなかったけど、チェンマイに流れ着いた
その縁を作ったのも自分のバティックであったので
自分で引き寄せたともいえるのだが

厳密にいえば放射性物質による汚染を避けたいという気持ちの方が
染めものを続ける自分というものを、上回っていたともいえる
それくらい、放射性物質による汚染というものがいやだった

ここのところ、自分がたてた計画に遅れをとらないために
早起きして、一日のなかで全てを前倒しで進めていたため
友達と会う時間もあったし
今日は、午後のはやい段階でひと段落ついたので、昼寝をした
というか、ソファがないのでベッドに横になるしかなくて
そのうち眠っていた

次は、いよいよ染めの作業に入るわけだが
こちらに来て、大きめの布はまだ染めてなかったため
そのための道具もまだ持ってないので明日はそれらを作ろうと思う

先日このブログで記した、Get Free 
いくつかのカバー、リミックスのMIXをUPしました