20150429

筆でいろを入れるステンシル

昨夜の投稿にあるようにシナカルでLINEのスタンプ用に書き始めました。
おおよその全体像はみえてきたのですが
最終的になにで描いて仕上げるか、ちょー悩んでます。

シナカルといっても、なんのことかわからない人もいますよね。

シナカルというのは、ろうけつ染めをはじめた当初から描いている
シナモン(♂)とカルダモン(♀)という生き物で、詳しくはこちらの3ページ目をご覧下さい。

というわけで、今日は先月
シナカルを彫ったステンシルを用いて
筆でいろを入れるさいの応用例を紹介したいと思います。
絵柄のテーマは「医療大麻」です。

やけに「医療大麻」に執着しているように思われる方もいるとは思いますが
それは自分の身近に医療大麻を利用できれば
苦しみを軽減もしくは完治できる病を患っている方が実際に複数いるからです。
もちろん麻が日本の文化において重要な役割を果たしてきたにもかかわらず
現在封印されていることにも疑問を感じる部分はあるのですが
ここはあくまでも医療大麻にフォーカスしたいと思います。

国で難病指定されていて、海外の研究ではあきらかにその治療おいて
効果が認められている
にもかかわらず使用が認められていないということに疑問を感じています。
なんていうのかな、法律が道徳から外れている気がするんです。
いいかたが適切か微妙ですが、
道徳って法律にするまでもなく
ものごとの善悪(?)を判断できる範囲内にあるもののように思えるのですが
そこに外れている気がするのです。
その難病の患者では無い
自分がそうかんじるぐらいなので
患者さんたちはなおさら感じていることでしょう。
実際、医療大麻がどういうものであるか知らなかったり、

誤解している人もまだまだ多いと思うので
まずは、多くの人が知ることが大切だとも思います。

現在は、ネットで検索すれば世界中の情報が手に入るのですから
実際、使用が認められている地域も世界を見渡せば増えてきている訳ですし

まえおきが、長くなりましたが本題です。

まずは、ひとつの型で一色の絵の具で色を入れるとこんなかんじです
色がついているところが、彫った部分ということです






















一色だとわかりずらいので、説明すると
シナモンがシッポで
医療大麻を吸引するためのボングという器具を持っています。
そこに、
カルダモンがシッポで持ったマッチで火をつけようとしています。
シナモンは吸引する準備に入っています。

では、わかりやすくするためにオブジェクトごと色を分けたいと思います。




















これでデザインの視認性は充分かと思いますが、
ステンシル+フリーハンドで着色ということもできます
例えば、こんなかんじです。




















それぞれの身体、さらにキャップも色分けすることで
さらにわかりやすいかと。
もちろん背景の周りに着色することでより雰囲気をだすこともできます。




















筆を使うことで、ひとつの型でもこのようにいろんな展開ができますよ
という説明でした。

ちなみに、絵柄の下部にあるタイ語はブーンラインという
先日訪問したSrirajahで活動するヘンプウェアのブランドの名前です。

その辺りもことはあらためてまとめたいと思っています

かりにTeeシャツにプリントするとしたらどれがいいですかね?
自分は、2番目のものがいいな、と思っていますが
皆さんの好みはどれでしょう?

ネパールで、、、

前回、投稿した直後、FBを見ていてネパールで地震があったことを知りました。
自分も友人・知人がネパールに滞在していたので
思わずニュースにかじりついてしまいました。
つい3時間ほど前 (4/29 0:00ころ) に、友人たちの全員が無事である確認が取れたので
ホッとしたところです。

やっぱり思いがけない惨事が起きると
心が乱れるというか、多少なりとも意識はそちらに行くので
それまでの日々の続きがそれまでどうりに営めるか?
というと正直むずかしいです。

311以降、いろいろ読みあさって知ったことのひとつに
山には意識があるということ。
自然界に自然にあるものすべてに意識があるようにも思えますが
地球という星が、いまこうしてあることには
山の意識というものはすごく重要らしいです。

人間の身体でたとえるならチャクラとかツボのような
何かしらのポイントであって、それぞれ役目を果たしているのだと思います。
そういういみでは、ネパールが最重要ポイントのひとつであることは
簡単に想像がつきます。

日本で言えば、富士山ももちろん聖山のひとつであって聖地のはずなのですが
今はただの観光地として多くの人が登山をたのしんでいます
厳密に言えば、それも問題が無い訳ではないと思います。

話しがそれましたが
自分もチェンマイに来てからネパールを愛する多くの人たちに出会って
以前にもまして、純粋にその土地に魅力を感じているし
自分のものづくりとの絡みも含めてネパールに興味はあるので
この先どのようになっていくのかネパールの平和を祈りつつ
経過を観察していこうと思います。

そんなこともあって、油断しているとつい凹みがちなので
このところやりたいと思っていた作業の中で
なるべく期間を要するものをすることにしました。
作業の区切りがつくたびにネットをチェックしたりしていると
凹む機会が増えてしまうからです。

で、その作業とはLINEのスタンプづくりです。
昨年のリベンジです。 w w 
今回はシナカルで今週一杯ぐらいでまとまれば、と考えています。

このことは、おってこのブログでも書いていきたいと思います。

20150425

PAPAYAと、、、

先日UPしました、ラオス滞在中のスケッチ
それらを描いている間気になっていたことが、、、

いくつかあるフルーツと裸の女子の組み合わせの図を描いているとき
あ、ごうやはフルーツじゃないか、
フルーツ以上に、もっといってしまえば
キュウリ以上にエロいともおもえますが、、、

で、その気になっていたこと、というのは
自分のスタジオの本棚にはいくつかの作業に関するファイルがあって
その中のひとつに「Un Finished」というタイトルのものがあります。
タイトルそのまま、スケッチ等作業を始めたはいいが
何らかの理由で中断されているものがまとめてあります

その中に、パパイヤと裸の女子の図というのがあって
そのことが気になっていました
久しぶりにそのファイルを開いてみると
やはりその女子もオナニーしてました

なんでオナニーしているところなのか?自分でもよくわかりませんが
たぶん、何かしているところを描きたいのだろうけど
女の子が一人ですることで、最初におもいつくのがそれという
想像力不足から起きているのか
エロ動画の見すぎなのかは自分ではわかりません
ちなみにチェンマイでは
いわゆるエロ本が売られているところをみたこがありません。

ちょうどイベントに作品を出品したり
今の部屋に引っ越したり、しているうちに
ハイシーズン突入で絵を描くより
生活のために、すでに手元にある型(ステンシル)で
商品を作ったりしているうちにタイミングを逃していたのだとおもいます

せっかくの機会なので久しぶりに進めてみました
描きはじめの2013年秋と一歩前進した今日の2つのスケッチをここに置いておきます





エロ画といえば、身近なところではKads MIIDA先輩、Rockin' Jelly Bean先輩
さらにはその先輩のMie Ishii先輩と大御所がずらりといたりするわけで
その世界にはその世界のなにかがあるようにもおもいます。
使い古された言葉でいってしまえば男のロマンともいえるし
特に自分の場合、ノートの落書きの延長線上に位置する作品にすぎない
ともいえるわけで、、、
暇があるなら女の裸でも描いとこ、そんなかんじです

去年はシナカルばかり描いていたせいか
年が明けてからはちがうものばかり鉛筆が進んでます

日本にいたころなら、それでは染めてみますか
ということになるわけですが、今回はここからどうするのかまだ決めていません

シナカルでオーダーいただいておまたせしている方々、すみません。
特に、急がなくていいですよ、といってくれた方
そういう方は、ホントにいつになるかわからないので
覚悟しておいてください。w w

20150424

20150423

今日も生きてます

今日も生きてます
生かされてるのかな?

チェンマイは昨日、今日と連続で雨がふって
すっかり雨期といった趣です
雨が降っても湿度はそれなりなので
洗濯物が乾かなくて困る、ということはそうそうないのですが
これからは、いざ出かけようとすると雨が降り出したり、とか
ちょっとうっとしい日々が半年ほど続くわけで
最終的に感じるストレスは日本の雨期とそんなに変わらないと思うようになりました

太く短くか、細く長くかのちがいだと思います


そんな日常を積み重ねて時は経過していくわけですが
地球という星のいのち、ということを考えると
今どういう状態なのか?ということがすごく気になったりします

ひとむかし、まぁ10年前と比べたら
アセンション、なんて言葉もすっかり聞く機会は減った気もしますが
実際どうなのかな?

支配者の存在やたくらみが表に出て来ること自体が
もともと(70年代)のアセンションの意味するところ、という話も聞いたこともあるし
地球という星の次元が上昇すること、というのが一般的なのかな?

これから20年とか30年くらいで地球の次元が上昇する
その激変のはじまりにある、ということもリアルに感じたりもします
そうおもうと、あらためて悔いのない人生を送りたいとつくづくおもいます

個人的にしたいこととか、そんなことよりもっと視野を広げて観るべきだとか
答えはなかなかみえにくいのですが、今、自分がここにいて、このようにしていること
それは決して、自分の意思だけでなりたっているわけではないともかんじます

自分がろうけつ染めを始めたのは18年くらい前になりますが
会社員をやめてバリ島はウブドに行く、というときも
会社を辞める直前になぜか、社長から染めものをやらないか?
というフリがあったのもホントに不思議です

今の自分をみて信じられない人もおおいかとおもいますが
当時は、顧客であるさまざまな会社のシステムのプログラムを組む、という
いわゆるシステムプログラマーをしていまして
メインの取引先は、服飾ともいえる布を扱う会社で
芹沢銈介美術館のすぐ近くにあったので
その流れで、こいつなら染めものもできそうだと思われただけのことかもしれませんが、、、

たしかに織物や染めものはもともと好きで
学生時代からレコードの次にお金をつぎ込んでいたのは
そういうモノだったので、わからなくもないのだけど
実際バリ島に向かうときは、自分で染めものをやるつもりで行ったわけではないので
そこにも導きがあったとおもいます

15年ほど、ろうけつ染めを断続的に継続して自分としては
やりつくした感もあって、もう日本を出て拠点を海外に移したいと考えていたときに
震災が起こって、結果的にチェンマイにいるわけですが、、、

最近は染めものを再開しようという気持ちも大きくなってきていますが
今は、紙の上に絵を描いたり、そこから詰めてデザインをおこしたり、ということが
最高に充実感をもたらしてくれます

自分の場合、染めものをするということは
絵を描くことからはじまるので、そのこと自体染めものをすることの一部ではあるのですが
いずれにせよ、自分の意思だけでは先に進めない、ということも感じています

だらだらと書いて、なにをいいたいのかわからないとおもいますが
今は、好きな音楽をならしながら絵を描いてる時間がとにかく幸せです

最近は、自分がおもっている以上に自分が旅人体質なのでは?と、感じたりもしています

20150419

オムレツサンドとラオコーヒー

サワンナケート滞在1週間経過
めちゃ暑いです
朝晩涼しかったのも前半のみ
メコン川沿いにステイしてるけど
夜も涼めない、、、

いままでで、一番長い滞在になったけど
情がうつるというか、帰りたくなくなります

ラオコーヒー、今回初めて飲みました
ラオコーヒーを出すローカルカフェって
朝しかやってないの初めて知りました

日中〜夜、どこにいっても
ラオコーヒーがメニューになくて不思議だった
しかも、普通にブラックもオーダーできる
砂糖をティースプーンに半分加えて飲む
おいしい

バケットサンドもパテ+肉のスライスしかないと思っていたけど
いつもの行動範囲よりワンブロック先まで足を伸ばしたら
オムレツ+ミートローフのバケットサンドもふつうにありました
自分はこっちが好み

それにしてもかわいい建物が多い
細かい細工がタイではあまり見慣れない感じ
ペンキの色使いも絶妙、とくにブルーの使い方が印象的
カメラの充電器わすれたのが悔やまれる

こちらのソンクラン、もちろん水かけもあったけど
どちらかというとサウンドシステムに気合入っれてるよう
メインストリートでは道の両側で2~3件おきぐらいに
結構なサイズのスピーカーを出している、踊るラオス人たのしそう

いよいよ明日はビザをもらいに領事館へ
マッサージ用のハーブオイルも万能ハーブ・ウォーターも尽き
スケッチブックも今日で最後のページまで行きそう
ちょうどいいタイミング

順調にいけばチェンマイ着が21日
バスの乗り継ぎで22日になるかも

20150417

作業用ラフMIX

長い、、、ラオスはサワンナケート
もう3泊決定、結果8泊

前回の、ビザの即日発行はなんだったのかな?

ほぼスケッチ道具しか持ってきてないので
スケッチまたはステンシルのための下書きが増えるのは
一見いいことのようにおもえるけど
ためすぎると、そのまま放置されることも多いのでかんがえもの

今回は、サワンナケートについた日に
2時間の作業用ラフミックスを作って2日目からスケッチやデザインをしている
この街にくると決まって借りる部屋で集中できるから気に入ってるのだけど
あまりこの環境に慣れすぎるのもどうかな? ともおもう、、、

今回のミックスはいかに鬱を回避するかをテーマに w w
そこそこあげてクールダウンと水平飛行てきな、、、
わりと調子いい感じ
人と話をしていて最近よく話題になることの一つに
いかに自分たちのシラフの状態が鬱状態にあるかかという件

どういう状態が鬱か?ということも
相対的なもなので、この言葉の受け止め方には
個人差があって難しいところではあるのだけど、、、

4日間ほど流しながら作業してみてなかなかいいかんじ
2時間という長さも途中、描きかけのスケッチブックを眺めながらの小休憩もいれて
ひと段落するぐらい


















その中から一曲UPしたのでおヒマな方はどうぞ
最後の2曲は2時間にするためのおまけなので一応最後の曲ということになります(Shing02とrei harakami のmix) 。
このMIXの中では一番ダウナーなトラックかな?
いい環境で聞くと荒さがばれるのでPCできくぐらいがいいかも



20150414

@ サワンナケート


































4/16まで、領事館が休館というわけで
サワンナケート、順調にビザ取得しても5泊マスト
去年の9月ぶりなので結構間が空いたけど
ビエンチャン同様、きれいになってきてます
今時なカフェも増えてきてます
とくに何があるわけでもないけどすきです
何にもないから落ち着くのかな、
空気もさらさらに乾燥していて朝晩涼しくて快適です

この街でステイするときのいつもの部屋で
いつものように、やってます
朝と日暮れ以降しか、外に出ない
外でする用事もないし、日差しすごすぎだし
(昼ご飯は、朝の外出時にゲットする w w)
ちなみに、こないだステンシルしてた
ドラゴンフルーツ柄のデザインをはじめたのもこの部屋でした

こちらもソンクランやってます
慎ましやかな感じかも
派手に水かけやってるのは限られたエリアだけのよう
昔のチェンマイもこんなんだったのかな?
とおもわせるかんじです
というわけで、今年は一回も濡れることなく
平和に過ごしてます

先日もタイ人と話をしていて
その人はとにかくラオスが好きで好きでたまらないという
服作りをしているので、
まだまだラオスにはいいものがいっぱいある、というのもあるが
やはり自分のルーツがこちらにある、ということらしい

サワンナケートも初めて来た2年前はそれほど感じなかったけど
幾度となく来るうちに変化にも気づくし、それは加速しているとかんじます
オリジナルの文化が失われていくのはさみしいけど
ヌードル屋の麺を茹でる釜の台の中にはもちろん炭
バケットをあぶるのも炭、串物ももちろん炭
炭見ると安心します、おいしいしね
まだまだいける気がします